鹿島製菓株式会社は茨城県の農産物を使用し、地域の特色を生かして、お菓子に取り入れた地域の菓子店です。
それらの特長を生かしたこの地域にしかないお菓子をどうぞご賞味いただければ幸いです。
鹿島製菓で製造する「究極のメロンパン」で使用しているメロンは、国内でもメロンの生産で有名な「茨城県鉾田市旭村」のクインシーメロンをふんだんに使用しています。当時当社で「新製品」の製造企画が立ち上がった際に、担当者自ら茨城県を巡り、出会ったのがこの旭村のクインシーメロンでした。
この旭村のクインシーメロンのおいしさと、栽培している旭村メロン農家様の弛まない努力と、惜しみないご協力無しには、この「究極のメロンパン」の完成は無かったといえます。
鹿島製菓で製造する「栗菓子」で使用している栗は、茨城県新治郡霞ヶ浦町で栗栽培をしている「酒井栗園」の栗を使用しています。
「酒井栗園」の栗作りは、栗の生育をしっかりと熟知した、まさに栗作りのプロが、基となる栗の樹木の生育をしっかりと管理し、限りなく農薬を少なくすることで安全性と食味を限りなく追い求めて、日々研究と改善に努力されています。当店の栗菓子が全国菓子大博覧会にて「名誉総裁賞」をいただけたのも、酒井栗園の真摯な栗作りの賜物である、と言っても過言ではありません。
鹿島製菓で製造する「芋菓子」で使用しているさつまいもは、茨城県行方市でさつまいも栽培をしている「米川農園」のさつまいもを使用しています。
茨城県南東部に位置する行方市は、霞ヶ浦と北浦に挟まれた半島状の地形で、両湖岸は平坦な水田地帯、中央部は水はけの良い火山灰土壌に覆れ、さらに温暖な気候にも恵まれていることから、さつまいも栽培に最適な条件が揃っています。また、鉾田地区は鹿島灘の海沿いならではの潮霧(しおぎり)と呼ばれる海水を含んだ霧が、さつまいもに美味しさをもたらしてくれるのだそうです。